こんにちは、今回はビールの味に大きくかかわる「発酵」方法について、大きく3つに分類してお話していきます。
その分類は以下の3分類になります。
- 上面発酵
- 下面発酵
- 自然発酵
それぞれの発酵方法の特徴を挙げます。
上面発酵
「エール」と呼ばれるタイプのビールで、豊かな味わいや香りが特徴なんだって。じっくり味わって飲むのに適している。この後説明する下面発酵の「ラガー」より歴史は長い。筆者はどっちも好きだけど、どちらかというと「エール」派。 発酵適正:15~25℃で3~5日間
下面発酵
「ラガー」と呼ばれるタイプのビール。ラガーはドイツ語で貯蔵を意味するんだって。爽快感のある飲み口が特徴。世界中でもそうなんだけど、日本でよく飲まれているのがこれ。アサヒスーパードライとキリン一番搾り、サッポロ黒ラベルとかねー。 発酵適正:10℃前後で1週間~10日間
自然発酵
主にベルギーで行われていて、「上面発酵」「下面発酵」はそれぞれ上面発酵酵母、下面発酵酵母を添加するのに対し、「自然発酵」はその名の通り、醸造所の空気中に漂う野生酵母が発酵させるんだって。醸造所内の衛生になおさら気をつけなあかんね。
その他
最近では低温で発酵する下面発酵酵母を高温で発酵させた「ハイブリッド」や、上面発酵酵母と下面発酵酵母を混ぜた「ミックス」、ハーブやフルーツなど別の原料を添加したビールのような、「上面発酵」「下面発酵」「自然発酵」のどれにも属さない発酵方法も出てきているみたいですよ。
今度クラフトビールをお店で飲むときに、どんな発酵方法なのかなーだったり上面発酵と下面発酵の味の違いなど気にしてみてくださいね。
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