さてさて、今晩はDHCビールのGOLDEN MEISTERを飲みました。今回はDHCビール株式会社とGOLDEN MEISTERの特徴でもある無濾過について調べてみたので、説明していきますね。
まずはラベルから…じゃーん‼こんな感じです。何の鳥でしょう、麦を咥えてますね。僕もそうなんですけど、動物が好きでこういったラベルを見るとCDのジャケ買いみたいな感覚でビールを選んじゃいます。最近は動物がラベルに描かれているビールもよく見かけるようになりました。ジャケット…じゃないラベルって大事‼ラベルの鳥についても気になったので何の鳥か調べてみました。調べたらちゃんと出てきました。このラベルの鳥は静岡県御殿場市の市の鳥である黒鶫(クロツグミ)だそうです。
さてなんで御殿場市かっていうと、このビールを製造している会社、株式会社DHCビールが静岡県の御殿場市にあるからなんですね。そしてDHCって聞くとめちゃくちゃサプリとか思い浮かびますよね。正解です、びっくり同じ会社なんですよ。もともとは違う会社で、ハムや加工肉で知られる会社のビール製造販売事業部を2015年にDHCが買収したんですって。なのでDHCビールと名乗るようになってからの日はそんなに深くないようです。そんなDHCビールにはGOLDEN MEISTER以外にもラインナップはもちろんあって、現在(2019/03/14)のラインナップは以下になります。
・DHC 夜桜(生)(限定醸造)
・DHC ラガービール
・DHC ゴールデンマイスター(無濾過)
・DHC エクストラスペシャルビター
・DHC ブラックラガー
ラインナップについてはあまり掘り下げずに残しておきますね。まだ僕も飲んだことがないものばかりで、おいしそうなのもたくさんなので、飲み次第あげていきます。DHC 夜桜(生)なんかはラベルの色合いが綺麗でいいですね。限定醸造なので早く飲まなきゃです‼
DHCビールの大きな特徴としては富士山の伏流水を100%使用で醸造しているところです。ビールは大きく4つの要素から成り立っており、それぞれ「麦」、「ホップ」、「水」、「酵母」になります。そのうちの水ですね。言わずもがな重要だということはわかります。正直なところまずい水とおいしい水で作ったビールを飲み比べたことがないので、機会があれば比較してみたいですね。また、DHCビールではドイツのビール酵母バンクから輸入し、酵母の培養も行っているようなのですが、クラフトビール界隈では酵母の培養を行うのは珍しいみたいですね。こだわっているのがよくわかります。
DHCビールについてはここらにして、次は「無濾過」について説明していきます。そもそもビールを製造する工程としては以下の流れになります。
- 製麦…ビール大麦を加工しやすい麦芽の状態にする工程です。(発芽させ、乾燥させたりします)
- 仕込み…細かく砕いた麦芽を副原料を温水と混ぜ合わせる工程です。(濾過だったり煮沸だったり)
- 発酵…発酵させることでアルコールと炭酸ガスができる工程です。(名前の通り発酵待ちですね、早くできないかなー)
- 貯酒…3の工程でできた若ビールを熟成させる工程です。(早く早くー‼)
- 濾過・容器詰め…濾過して容器に詰める工程です。(やっといつものビールが飲めますね) ↑ この部分でビール酵母を濾過するんですが、今回は「無濾過」なので、ここが変わってきます。
じゃあ何が変わるのって話になるんですが、まずは見た目が変わります。普段飲んでいるビールはだいたい透き通っていますよね。「無濾過」のビールは濁っていることが多いです。味は酸味が強めに出て、コクが深まるといったところですかね。ただこの「無濾過」のビール、最近だからこそ飲めるんですよね。ビール酵母は生き物なので、ある程度決まった温度でしか安定できません。そのため、温度の変化があるとビール酵母が劣化して味などに影響を与えてしまうんですね。DHC ゴールデンマイスターにも赤字で「醸造家にしか飲めなかったビール」と書かれています。ほんとなんかなあ。笑
こんなところから、衛生面や容器詰めの技術の進歩が気になるところです。今日はこのくらいで終えましょう。
本日のまとめ
- DHCビールの特徴(富士山の水、酵母の培養)もっと書きたい笑
- 「無濾過」のビールは濁ってて、酸味、コクが強い。劣化しやすい。衛生面、容器詰めの技術きっとすごい
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